献血ばっかりやってるのには若干訳があります。
でもそれを詳しく話す気はありません。
血液型といえばABO式とRh因子に関わるものがあります。
ABO式はもちろん、Rh+とかRh-っていうのも聞いたことがあると思います。
血液のRh因子には(D,C,E,c,e,)という抗原があります。
抗原自体は40種類くらいあると思いましたが、輸血とかで重要なのはこの5つ。
そしてとても簡潔に言うと、Rh-というのはこの中のDが無い人です。
RhというのはDがあるかどうか、という判断です。
日本人は99.5%がRh+だと言われています。
Rh-はA型で500人、O型で670人、B型で1,000人、AB型で2,000人に1人とか。
うろ覚えなんで信じ込むのは止めてください。多分そんなカンジ。
欧米だと15%くらいいます。そんなに珍しいってほどでもないです。
Rh-のAB型とかだと、確かに大怪我はちょっと危険な感じもしますが。
しかし血液型には稀血というものがあります。
有名なのはボンベイ型とかシスAB型とかですかね。
Rh因子の話をしてたのでこれ関係で有名な稀血だと、
-D-という、D以外の抗原を持っていないという血液型と、
Rhnullという、上記のRh因子の抗原を全く持たないという血液型があります。
-D-(バーディーバー)はDがあるのでRhは+ですが、
普通の輸血とか妊娠をした場合に抗体が出来てしまうので、
やっぱり輸血には-D-の血が必要です(でもそれなら輸血も一度目なら大丈夫そうだ)
(いや、知らないから「一度目なら大丈夫」とか覚えるのやめて下さいね。笑)
-D-は国内でA型で26人、B型で11人くらいはいたような気がします。
Rhnull(ナル)は日本には6人しか発見されてないそうです。
稀血だって判明すると証明カードみたいなの貰えますよ。
自治体とかによって違うのかもだけど。まぁ怪我しないのが一番ですよね。
ちなみに稀血の人の血液は10年くらいは冷凍保存されるそうです。
PR