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死刑制度と裁判員
死刑制度も裁判員制度も、
ゼミで研究している子がいるテーマです。

今、いろいろ問題になってますね。
素人判断で量刑を決めていいのか、という話が多いですが。
そもそも裁判員制度は「素人」の意見を取り入れよう、
というものであるのは間違いないと思います。だから素人判断で良いのです。
ただ、「素人」である私たちが被害者を思うのは当然でしょう。

私自身も、ストレートに言うならば人を殺した人は死刑になるべきだと思っています。
深い憎しみがあっても、運悪く殺してしまったのだとしても(飲酒運転みたいな例ですね)
業務上過失致死などではなく、殺人は殺人だと思うのです。
どんな理由であれ、自分の大切な人が死んでしまったら、相手も死ねばいいと思うはずです。

もちろん必ずしもハムラビ法典に従え、ということではありません。
事情は考慮すべきだと思います。業務上過失致死なら尚更です。
以前、トラックのタイヤが外れて、バスの運転手さんが亡くなってしまった事故がありましたが、
あの事件で「点検を怠ったトラックの運転手さんが悪い!死んで詫びるべきだ!」
と思った他人は、それほどいないのではないでしょうか。あくまで他人は、ですけれども。
私もバスの運転手さんが父だったら、やはりトラックの運転手を憎むでしょう。


言いたいことが上手くまとまらないんですが。
つまり、弁護士さんは加害者を出来る限りの方法で守るべきだと思います。
ただ、加害者の方は、自分を守る発言をしてはいけないと思うんです。
人を殺したり、死なせたりした人は「死んで償う」ことが妥当だと考えるべきです。

自分という人間は「1人」なのに、
どうして「1人死なせたくらいで」というニュアンスの言葉を発することが出来るのか、
被害者が「1人」なら許されると思っているのか、それが不思議でならないです。
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